利尻島【問い合わせが多いお花 Pick Up Infomation(6月頃の開花)】

毎年、この時期から利尻島で見ることができるお花の問い合わせが増えてくる。島に在住していると、自然に目にする事もあってか有難味が薄らいでしまい、電話応対をしながら利尻島を彩りを添えてくれる花たちに対して、反省する気持ちが湧く時期だ。無論、自然相手の『花』ですから、お約束や保証はできないので、下調べをされる花ファンは真剣そのもの。だからこそ、お目当ての『花』に会えたファンの喜びはひとしおの様子。
6月は地元の方だけではなく、一般観光客の方からも鴛泊フェリーターミナル内観光案内所に見えた花や場所などを喜んで伝えてくださる方々もいて、感謝の限り。
利尻山は標高1,721㍍。高緯度の山の為に、高山植物をはじめ貴重な花々が山の低いところで見られる事が理由の一つとして挙げられるのだろう。
『夢の浮島』の異名を持つ利尻島の隣には、約300種類の高山植物も生息し、本州のアルプスの山頂付近でしか見られないエーデルワイスやレブンウスユキソウなども海岸近く見る事ができる『花の浮島』の礼文島も必見だ。
【6月頃の利尻山頂】
【利尻山頂を目指して】
これらの利尻島の花々は、もちろん利尻山の登山道やトレッキングコースなどに咲いている事が多いのですが、定番観光スポットでも見られる花々をトップ画像にしてみましたので、開花季節が合えば、【姫沼】【オタトマリ沼】そして【南浜湿原】などは木道を歩きながら、ちょっとだけ時間をかけて散策してみれば、きっと花たちが「待っていましたよ」と皆様を待ちわびている事と思います。